和歌山 根来寺の青もみじの写真撮影
桜とモミジの有名なスポットの根来寺です。
青もみじ(新緑のもみじ)の写真には、爽やかで清涼感のある美しさがあり、多くの写真愛好家に人気があります。紅葉とはまた違う、静けさや生命力を感じさせる魅力がありますね。以下に、青もみじの写真の良さと、撮影時のコツをまとめてみました。
青もみじ写真の魅力
春から初夏にかけての新緑は、透き通るような明るさとみずみずしさがあります。
光が葉に透けると、葉脈が美しく浮かび上がるのもポイント。
静けさと癒しの雰囲気
鮮やかな緑は、見る人に落ち着きや安らぎを与える効果が。
特に神社仏閣などと一緒に写すと、静寂な空気感が写真に宿ります。
季節の変わり目を感じる
撮影のコツ
1. 逆光を活かす
- 逆光で撮ると、葉が光を透かしてとても美しくなります。
- 特に朝や夕方の柔らかい光がおすすめ。葉がほんのり黄金がかって見えることも。
2. 背景をぼかして主役を引き立てる
- F値を小さくして(例:F2.8〜F4)、背景をぼかすと主役のもみじが際立ちます。
- 玉ボケ(背景の光の丸いぼけ)も効果的に使えるとより幻想的。
3. 露出補正で明るめに仕上げる
- 緑をより爽やかに見せるために、+0.3〜+1.0程度の露出補正で明るめに仕上げると良いです。
4. 構図に工夫を
- 木漏れ日を入れたり、枝の流れを活かすような構図を意識してみましょう。
- 水辺や建物、石灯籠などと一緒に撮ると情緒が増します。
5. 雨や曇りの日もねらい目
- 雨で濡れた葉は色が濃くなり、艶感が出ます。しっとりとした雰囲気も◎
- 曇りの日は光が柔らかく、葉のディテールを綺麗に出しやすいです。
色味の編集ポイント(現像・レタッチ)
シャドウを上げて葉の中のディテールを出すのも効果的。
緑の彩度は上げすぎない:ナチュラル感を保ちつつ、透明感を重視。
明瞭度をやや下げると、柔らかな雰囲気に。










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