紀州漆器の里 黒江の町並み - 紀伊半島のドライブと写真

紀州漆器の里 黒江の町並み

2019年2月1日 【古い町並み、宿場町,和歌山県 更新日:2024年12月22日

紀州漆器の里 黒江の町並み

紀州漆器(黒江塗)は和歌山県海南市の北西部、黒江地区を中心に生産されています。
紀州漆器は、室町時代に紀州木地師によって、渋地椀が作られたのが始まりだと言われています。
シンプルで丈夫、気軽に使え実用的で、江戸時代から庶民の日用品として親しまれて来ました。

黒江は日本の漆器、四大産地(会津漆器、越前漆器、山中漆器)の一つとして400年以上の歴史がある地域なのです。
紀州漆器は、朱塗りの表面から下地の黒が浮き出た文様が特徴で、この文様は根来塗りが起源となっています。
根来塗りは、和歌山県岩出市にある根来寺で僧侶たちが、寺用の膳や椀などの什器を自ら作ったもので、それも紀州漆器の起源の一つと言われています。

紀州漆器伝統産業会館(うるわし館)は江戸時代の塗師町家を改修した古民家で、平成27年9月にリニューアルオープンしました。
館内では、漆器製品の展示、販売や漆塗りの体験が出来る店もあり、カフェでは漆器の器での食事やスイーツを提供しています。
毎年11月には、紀州漆器祭が行われています。

黒江の古い町並みが見たくて歩いて見ました。
黒江の町並みは建物がノコギリの刃のように並んでいるのが特徴で一部ですが現在もその町並みが残されています。
箸を買ったり、黒牛茶屋の利き酒コーナーで利き酒を楽しんだり、心ゆくまで黒江の町を散策しました。

 

紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江

紀州漆器の里 黒江

紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江 紀州漆器の里 黒江

 

関連記事

秋の近江八幡、八幡堀めぐり、八幡掘の写真

滋賀県近江八幡市の八幡掘の遊覧船から撮影してきました。 以前近江八幡の写真を撮ったのは、初めてデジタルの一眼レフのカメラを買って一か月も経たない時のことでした。画素数も600万画素と少ない頃で、ちょうどその時に何かの写真 […]

清流と名水の城下町、そして郡上おどりのふるさと 郡上八幡

清流と名水の城下町、そして郡上おどりのふるさと 郡上八幡郡上八幡はさほど通ってはいないが、せせらぎ街道は良く走るので郡上八幡は通ることが多い。初めて郡上八幡に来た時は、郡上八幡城に上ったり、郡上踊りを見に来たこともあった。その時初めて雪代という状況の中で釣りをした。 …

木曽路の宿場町、中山道 須原宿

中山道六十九次39番目 木曽路 須原宿須原宿は長野県木曽郡大桑村。宿場の延長は4町35間(450メートルぐらい)。問屋二軒・本陣一軒・脇本陣一軒・旅籠三十五軒で当時としては平均的な宿場らしい。旅籠35軒って結構あるもんです。現在は妻籠や奈良井のような宿場町の雰囲気は殆どありません。脇本陣跡が西尾酒造という造り酒屋さん。 ..

河原町妻入商家群で写真撮影 兵庫県丹波篠山市

古い町並み 河原町妻入商家群丹波篠山市の篠山城跡から300メートルぐらい歩いた河原町というところにある古い町並みです。それほど多くはないですが古い雰囲気の建物がポツポツあるという感じのスポットです。それなりに写真の被写体にはなりますが、それほどお勧めするようなところでも無いですね。 …

中山道 醒井宿、地蔵川の梅花藻を写真撮影

滋賀県米原市醒井 中山道 醒井宿の「居醒の清水」を源流とした地蔵川に咲いている梅花藻を見たくて行ってきました。 中山道 醒井宿(さめがいじゅく)は、滋賀県米原市に位置する中山道61番目の宿場町で、江戸時代から旅人の憩いの […]

五條新町通り 古い町並み 奈良県五條市【重要伝統的建造物群保存地区】

奈良県五條市の古い町並み「新町通(しんまちどおり)」です。重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。奈良県では奈良町、今井町とともに古い町並みの残る地域です。この新町通は旧紀州街道になります。紀州街道と言えば大阪泉州をイメージしますが、その以前はこちらが紀州街道だったそうです。 …

近江八幡

近江八幡近江八幡市は、豊臣秀次が城を築いた時に開かれた城下町で゛近江商人発祥の地です。むかしながらの建物が残る新町通り、永原通り、八幡堀沿いの町並み、白雲館。この白雲館は、明治10年に、日牟禮八幡宮の鳥居前に八幡東学校として建設された洋風校舎で、近江商人が子供の教育充実を図るために建設された建物だそうです。 …

早朝のおはらい町、おかげ横丁の写真

おはらい町、おかげ横丁の早朝の写真です。 三重県伊勢市、伊勢神宮・内宮のすぐそばにある「おはらい町」と「おかげ横丁」は、江戸から明治時代の風情が色濃く残る、情緒あふれる町並みです。石畳の道沿いに、伊勢名物の赤福や伊勢うど […]

旅人の心に残る町、飛騨古川

5月20日の夜、飛騨高山、御岳方面へ野鳥撮影と渓流釣り、風景写真撮影などの目的で出発。夜に出発して明け方到着の予定。今回の道程は東海北陸自動車道の郡上八幡で降りて国道256号線和良町方面へ進み、濃飛横断自動車道を走って国道41号線で下呂を通って飛騨小坂から鈴蘭高原へ行きまずは野鳥撮影の予定だった。 …

道後温泉

道後温泉は四国の愛媛県松山市に湧出する温泉で、夏目漱石の小説『坊つちやん』(1905年)にも描かれた日本三古湯の一つ。3000年の歴史を持つといわれる温泉で愛媛県を代表する観光地。外湯は三ヶ所ある。アルカリ性単純泉の湯質は、きめ細やかな日本人の肌に優しいなめらかなお湯で、刺激が少なく、湯治や美容に適しています。 …