郡上八幡─ 水と踊りの城下町の写真撮影
岐阜県の山間にたたずむ「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」は、古き良き日本の風景と文化が色濃く残る町。清らかな水と歴史ある町並み、そして夏の風物詩「郡上おどり」で知られ、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
◆ 郡上八幡の魅力とは?
● 郡上八幡城とその風景
町の象徴ともいえる郡上八幡城は、山の上に佇む美しい木造の城。日本最古の再建木造城としても知られ、天守からは郡上の町並みや山々が一望できます。特に早朝、雲海が広がるときは「天空の城」と呼ばれるほど幻想的な光景が広がります。
● 水の町ならではの風景
郡上八幡は「水の町」としても有名です。市内には吉田川や小川、用水路が張り巡らされており、どこを歩いてもせせらぎの音が心地よく響きます。「やなか水のこみち」では、石畳の小道と柳の木が織りなす情緒ある風景が人気の撮影スポットとなっています。
● 郡上おどり ─ 夜通し踊る夏の祭り
毎年7月中旬から9月上旬にかけて開催される「郡上おどり」は、なんと30夜以上にもわたって行われる長期間の盆踊り。中でも「徹夜踊り」と呼ばれる4日間は、夜通し町中が踊りの熱気に包まれます。観光客も飛び入り参加OKで、浴衣姿で踊れば気分はすっかり郡上の一員です。
郡上八幡は何度か行って写真も撮っているのですが、コンパクトデジカメだったり、たくさん撮ったのはまだフィルムカメラの時代で、宗祇水(白雲水)などはデジタルでは撮っていないので撮影したいと思っていました。
郡上八幡観光協会 URL:http://www.gujohachiman.com/kanko/












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