「古城そば」 お家で本格的な蕎麦を。 - 紀伊半島のドライブと写真

「古城そば」 お家で本格的な蕎麦を。

2019年5月18日 【長野県,食べもの】タグ:  更新日:2025年5月22日

長野県松本市にある熊谷製麺という製麺所が販売する「古城そば」という蕎麦です。
長野県の松本市を中心とする地域のスーパーで販売されています。

自宅で本格的な蕎麦が楽しめます。

ワンパック(二食分)で麺つゆ二つとワサビ付き。
写真はそれを2パック並べたもの。

熊谷製麺の古城そば2パックの写真画像
古城そば

私はこの「古城そば」を知るまで蕎麦は打ちたてを出す蕎麦屋さんに行かないと食べれないものだと思っていました。
と言っても私の住む関西では蕎麦屋さんでもまともな蕎麦を食べれるお店など殆どありません。
ましてスーパーで売っている半生の麺など本来の蕎麦とは別物のようです。
和歌山県にいたれば「そば」と言えば中華そばのことで、スーパーには蕎麦は殆ど置いていない場合が多い状況。

これまで蕎麦の産地で土産物の蕎麦を買って帰ってもそれと同じようなもので、何度もがっかりしたものです。

ただ、蕎麦屋さんで食べる蕎麦とスーパーや土産物の半生の蕎麦とのあまりの違いに、蕎麦は打ちたてでないと本当にこうも違うものなのかと納得できない点もありました。

そこである時、長野県のスーパーで売っている蕎麦なら大阪のスーパーとは違うもっと蕎麦らしいものが売っているのではないかと思い立ち、長野で蕎麦を買って食べてみることにしたのです。
それからは長野県に行く度にスーパーを廻って何種類かの蕎麦を買って帰って食べ比べてみました。
長野県には釣りなどで度々行くのですが、それまでは蕎麦屋で蕎麦を食べていましたが地元のスーパーで買ったことはありません。

スーパーで生の蕎麦を買い始めて最初のころは、「道祖神そば」というのが良い感じで、保存用の酢も使っておらず蕎麦湯も飲めるので何度か買ってみました。
そして、何種類かの生の蕎麦を食べているうちに松本のスーパーで「古城そば」という「道祖神そば」より安く、パッケージの簡素な蕎麦を見つけ、買って帰って食べてみると「道祖神そば」より本格的な感じがします。そこでネットで「古城そば」を検索してみると当時2、3「古城そば」を取り上げているブログがあり、良い評価をしていました。

ただ、残念なことにネットで検索しても熊谷製麺自身のホームページは見当たらず、製麺会社は小さいところも多いので熊谷製麺も小さい製麺屋さんかと思い込んでいました。
その後に松本市に行った時に熊谷製麺に電話してみると工場で直接購入出来るということなので行ってみることに。
すると予想に反してそこそこの大きさの製麺会社で、通販でもクール便で送れるということなのでその後何度か利用しています。

工場直の通販の場合はワンパック(二食分)で270円ぐらいで、良く行く茅野市のスーパーではいつも200~230円くらいで買っているのでやや高め。松本市のスーパーで150円ぐらいで買ったこともあった。
ただ、工場直の通販の場合、その日に製造したものを発送してくれるので、製造日を含めて六日の消費期限で大阪なので製造日の翌日に届くことになる。

通販で購入の場合は少量だと送料がもったいないのでまとめて購入して知り合いに配ったり、地元で買ってもそこそこまとめて買ってくるのでしばらくは連日蕎麦を食べることになってしまいます。(笑)

私的には冷凍しても食感OKです。そのまま冷凍すると団子になってしまって解凍し難かったり、茹で難かったりするので、冷凍のままお湯に入れた時にすぐに解けるように蕎麦をほぐしてラップに薄く広げて一食づつ包んで冷凍します。

今回は茅野市のスーパービッグで購入しましたが、陳列棚はガラガラで3パックしか残っていませんでした。

熊谷製麺(株)
〒390-0841 長野県松本市渚4丁目2−10
TEL 0263-25-1497
FAX 0263-25-4541

茹で方は沸騰したたっぷりのお湯に入れて2分ぐらいとなっています。鍋の大きさや蕎麦の量にもよりますが、私の場合は蕎麦を入れてからほぐしながら2分から2分半、また、別の見当として沸騰した湯に蕎麦を入れると一旦沈みますが、ほぐしながら茹でていると段々と蕎麦が浮いてきます。その蕎麦がほぼ浮いてから1分から1分半を目安にしています。家庭の小さい鍋で茹でるのですから、一度に茹でるのは1人前か2人前ぐらいにした方が良いと思います。

Amazonで生そば

楽天で生そば

関連記事

七味温泉山王荘

七味温泉山王荘 長野県上高井郡高山村の七味温泉山王荘に入りました。 七味温泉は、高山温泉郷の中で一番奥にある温泉です。 硫黄泉で湯は青白く濁って、温泉らしい硫黄の匂いが漂い、湯の花が沢山浮いていて、いつまでも浸かっていたい良い温泉です。 源泉約50度 柔らかい湯で、女湯は内湯と野天風呂が4箇所、 …

奥志賀~秋山郷 色とりどりの紅葉の写真

紅葉の奥志賀スーパー林道志賀高原~奥志賀スーパー林道~雑魚川林道~秋山郷 紅葉 2014年10月18日秋山郷に行ってみたいのと、雑魚川を見てみたいと言うことがあり、ついでに紅葉も良い時期じゃないかと思い長野県に3泊4日の三日目、志賀高原から奥志賀スーパー林道、雑魚川林道を通って秋山郷まで行って来ました。 …

善光寺

「牛に引かれて善光寺参り」”思いがけないことが縁で、また、自身の発意でなくて、他のことに誘われて偶然によい方向に導かれることを言う”善光寺でもどこでもええような。善光寺は門前町が善光寺らしい感じを表していると思います。信州善光寺仲見世通り。住所: 長野県長野市長野元善町491電話: 026-234-3591最寄り駅: …

山菜ドライブ 飛騨高山~開田高原~奈川、野麦峠~奥飛騨~せせらぎ街道~板取川、モネの池

去年は何処にも行かなかったので久々に岐阜、長野方面に行って来ました。できるだけ施設などには寄らず、お天気次第で渓流釣りか野鳥撮影を楽しもうとどちらの道具も用意し、あと山菜も取りたいなとアウトドア主体の目的です。 宿泊は高 […]

木曽路の宿場町、中山道六十九次37番目、福島宿

中山道六十九次37番目 木曽路 福島宿木曽福島は木曽谷の中心地として古くから栄えてきた町で関所があった宿場町。木曽福島の老舗旅館”おん宿 蔦屋(つたや)”は「木曾路はすべて山の中である」の書き出しで知られる島崎藤村の「夜明け前」にも出てくる。現在も関所跡が残り、町中を散策できる。木曽福島のお勧めは何と言っても蕎麦。 ..

木曽路の宿場町、中山道六十九次34番目、奈良井宿でタイムスリップ

中山道六十九次34番目 木曽路 中山道 奈良井宿 中山道の丁度真ん中の宿場町木曽11宿の中では最も標高が高く、藪原との間に難所の鳥居峠(現在鳥居トンネル)がありました。木曽11宿と言いましても奈良井宿は福島宿などの太平洋に流れる木曽川沿いとは違い、下流で梓川と合流して(最終的に信濃川) …

木曽路の宿場町、中山道 須原宿

中山道六十九次39番目 木曽路 須原宿須原宿は長野県木曽郡大桑村。宿場の延長は4町35間(450メートルぐらい)。問屋二軒・本陣一軒・脇本陣一軒・旅籠三十五軒で当時としては平均的な宿場らしい。旅籠35軒って結構あるもんです。現在は妻籠や奈良井のような宿場町の雰囲気は殆どありません。脇本陣跡が西尾酒造という造り酒屋さん。 ..

青空と乗鞍岳、秋の乗鞍高原の紅葉の写真

信州乗鞍高原の紅葉を撮影した写真です。乗鞍高原の紅葉は前川渡から乗鞍高原の観光センターへ上って行く途中でも紅葉の風景は楽しめます。観光センターの交差点を一の瀬園地の方に入って行くと白樺の林と紅葉が楽しめます。道路を真っ直ぐ進めば一の瀬園地につきますし、途中、乗鞍BASE (いがやレクリエーションランド) …

白樺湖、車山高原、霧ヶ峰高原、美ヶ原高原の絶景写真

長野県茅野市 白樺湖、車山高原、霧ヶ峰高原車山高原から霧ヶ峰には数え切れない程ドライブしたが、いつも4月から9月にかけての雪のない、走り良い季節ばかりで 雪景色は知らないのですが、4月から5月の始めはまだ冬の様に寒くて、景色も冬枯れています。 5月下旬になれば、やっと高原にも春が感じられて、

志賀高原、山田牧場周辺

志賀高原、山田牧場周辺志賀高原は長野県下高井郡山ノ内町にあり、標高1000メートル以上の高さで夏でも気温が30度を超える真夏日になることは極めてまれで、熱帯夜になることは先ずないそうです。例年10月中旬から下旬に初雪を観測し、11月に入ると本格的な冬が訪れて、時には気温が−20℃以下になることもあります。 …

«