木曽路の宿場町、中山道六十九次37番目、福島宿 - 紀伊半島のドライブと写真

木曽路の宿場町、中山道六十九次37番目、福島宿

2019年3月13日 【古い町並み、宿場町,長野県 更新日:2025年5月15日

中山道六十九次37番目 木曽路 福島宿

木曽福島は木曽谷の中心地として古くから栄えてきた町で関所があった宿場町。
木曽福島の老舗旅館”おん宿 蔦屋(つたや)”は「木曾路はすべて山の中である」の書き出しで知られる島崎藤村の「夜明け前」にも出てくる。

現在も関所跡が残り、町中を散策できる。

木曽福島のお勧めは何と言っても蕎麦。
何年かの間、木曽川の渓流釣りの年券を買って釣りに来たので、くるまや本店、くるまや 国道店、源氏、水車家、とちの屋など木曽福島付近の蕎麦屋は回りました。
一番多く行っているのは長寿蕎麦の「とちの屋」。とちの屋は他の国道沿いの蕎麦屋と違い、福島の町中の木曽合同庁舎の前にあり、地元の人も多く利用する蕎麦屋です。地元の人がお昼に利用することが多いので価格も他の蕎麦屋より安く、蕎麦も美味しいのでお気に入りの蕎麦屋さんです。(最近は高くなってしまいました。)

木曽のそばはほとんど一人前が「せいろ」二枚の盛りが基本。海苔をかけたのが食べたい場合は「ざる」。一度だけ大盛りの三枚を食べたことがあるが量的にはかなり多かった。普通の二枚でも大阪でざるそばを食べる感覚よりかなり多め。

余談ですが、木曽では渓流魚のアマゴのことをタナビラと言いますが、これはおそらく良く肥えて体高のある魚体からそう呼ばれるのだと思いますが、この福島の街中の本流で型の良い幅広のタナビラを何尾も釣ったことがあります。

AIに聞いた福島宿主な見どころ・撮影スポット

1. 上の段(うえのだん)地区の町並み

江戸時代の面影を色濃く残すエリア。格子戸の町家や土蔵造りの建物が軒を連ね、季節ごとに風情が変わるため、四季折々で訪れるのもおすすめです。

▶️ 撮影ポイント:町家の前を歩く着物姿の観光客、朝霧に包まれる町並みなど。


2. 福島関所跡

江戸幕府によって設置された関所の跡地。資料館も併設されており、往時の交通や取締りの様子を学ぶことができます。

▶️ 撮影ポイント:関所門を正面から捉える構図。旅人目線のアングルも◎


3. 高瀬資料館

福島宿の豪商・高瀬家の邸宅を資料館として公開。商人文化や宿場町の暮らしを感じられる貴重なスポットです。

▶️ 撮影ポイント:庭園や帳場(商人の帳簿をつけた部屋)など、細部の意匠に注目。


4. 木曽川沿いの遊歩道

宿場町の裏手には清流・木曽川が流れ、自然と歴史が交わる散策路が整備されています。

▶️ 撮影ポイント:川の流れと町並み、特に朝日や夕暮れ時の光が美しい。


5. 伝統的な町家カフェや土産物店

地元の五平餅やそばなどの郷土料理を味わえる店も多数。古民家を改装したカフェはインスタ映えも抜群。

▶️ 撮影ポイント:外観・内観ともにフォトジェニック。料理やお茶の写真もぜひ。

ウィキペディア 中山道六十九次

木曽おんたけ観光局

中山道 福島宿

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