温泉情緒満点、世界遺産、湯の峰温泉
湯の峰温泉 公衆浴場・つぼ湯
泉質 含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉 92度
観光協会公式サイト:https://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/
和歌山県田辺市本宮町湯の峰下湯川
アクセス
電車 JR紀勢本線 紀伊田辺駅下車ー龍神バス田辺バス停ー湯の峰温泉下車(所要時間 2時間弱)
JR紀勢本線 新宮駅下車ー熊野交通、又は、奈良交通八木新宮特急バスで約60分
車 阪和自動車道 上富田ICから国道311号線 約50キロ
湯の峰温泉は四世紀頃、大阿刀足尼「おおあとのすくね)によって発見された、開湯1800年、日本最古の温泉と言われています。
小栗判官蘇生の地と伝えられ、周辺には湯峰王子や、小栗判官伝説の史跡などがあります。
約92度の温泉が自噴し、薬効高い熊野の湯治場として有名で、昔から旅人は、熊野詣の旅の途中、湯の峰で湯垢離を行い、身を清め旅の疲れを癒したと言われています。
湯の峰温泉の駐車場に下り立ったとたんに、温泉らしい硫黄の匂いが鼻をくすぐり「ああ、温泉に来た」と言う気がして何だかホッとします。
川沿いには湯気が上がっている湯筒があり、90度の熱湯で卵や野菜を茹でることが出来て、その味は絶品ですよ。
卵やさつま芋は、公衆浴場の前の土産物屋で販売されています。
湯の峰のほぼ中心に位置する公衆浴場と、一日の内7色に湯の色が変わると言うつぼ湯。
公衆浴場は一般湯、薬湯、貸し切り湯、休憩場がある。
薬湯は源泉のみで、温泉を加水せずに冷ました湯で、温泉の成分が濃い温泉です。
一般湯は、入りやすい様に加水した浴槽ですが、湯の花も浮いていて、充分温泉らしい良い湯です。
つぼ湯は日本最古の共同浴場と言われている、岩と石で造られていて、2~3人入ったらいっぱいになります。
日によっては、一日7回湯の色が変わると言われていますが、何分貸し切り入浴時間が30分間なので、湯の色の変化は中々見られないと思いますが、余り他では体験出来ない温泉だと思いますので、是非とも一度は入浴してみてください。
私がつぼ湯に入った頃は、いつ行ってもほとんど余り待たずに入れたのですが、最近では混んでいて、待ち時間が長い時もあるようですね。
つぼ湯は、世界遺産に登録されています。確か世界遺産に登録される前は200円くらいで入れたと思う。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ こちらも是非ご覧ください
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ つぼ湯以外に宿泊や日帰りで入った温泉です。
奥熊野湯の峯温泉 温泉民宿やまね
公式サイト:https://minsyuku-yamane.com/
〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町湯の峰171
電話番号 0735-42-0113
やまねの温泉は、加水、加温無しの24時間かけ流しの薬湯。
にも拘らず、あまりに湯の熱さにザーザーと水を混ぜていたら、おかみさんが慌てて入って来て凄く叱られました。
食事は美味しく、山菜も女将さんが自から採取して来たものだそうです。
夕食の際、一人旅の若い女性が、明日は熊野古道を歩くとの事で、昼の弁当をおにぎりでも良いので用意してもらえないかと頼んでいましたが、女将さんはきっぱりと、出来ないと断っていました。
そばで聞いていた私達は、熊野古道の入り口までに、早朝から開いている店は無いだろうと気の毒に思い、熊野の道の駅の前に小さなスーパーがあって、そこなら弁当を売っていると思うので、翌朝車で一緒に買いに行って、弁当を手に入れて、又熊野古道の入り口まで送って行き、どうか心に残る良い旅をと祈りながら見送りました。
民宿てるてや
公式サイト:https://teruteya.com/
和歌山県田辺市本宮町湯の峰97
てるてやには2度ばかりお世話になりました。
こじんまりとして、落ち着いた家族的な雰囲気の民宿で料理も美味しく、何よりも温泉が勿論かけ流しで、硫黄の匂いが漂っていて体の中から疲れがほどけていくようで、何度入っても飽きない。
湯の峰の湯はどこよりも良い温泉だと思います。
又、湯の峰温泉てるてやに、ゆっくりとお邪魔したいと家族と話しています。
よしのや旅館
公式サイト:https://yunomine.com/
和歌山県田辺市本宮町湯の峰359
電話番号 0735-42-0101
湯の峰温泉 旅館よしのやに最初に宿泊したのはまだ旅館では無く、古い建物の民宿だった頃で、確か湯の峰温泉に初めて訪れた時だったと思います。
ひなびた温泉らしい、硫黄の匂い漂う湯の峰温泉に下り立って、その風情に感動したものです。
宿に着いて間もなく、ご主人に「今露天風呂が空いているので、貸し切りで入ってください」と勧められて、庭にある湯の花が浮いている広い露天風呂に入ったら、熱い熱い!
とても足もつけられないほど熱くて、竹の筒から水を入れながら、柄の長い湯かき棒でジャブジャブかき回しながら、恐る恐る肩まで浸かった時の気持ち良さ。それが湯の峰温泉デビューでした。
料理も美味しく、さり気ないもてなしが心地よくて、又もう一度宿泊した時は、木の香漂う新しい建物になっていて又新鮮なもてなしが感じられて、嬉しいものでした。
庭の露天風呂はそのままで、今度は要領が分かって、のんびりと温泉に浸かる事が出来ました。
湯の峰温泉 旅館あづまや
公式サイト:https://www.adumaya.co.jp/
和歌山県田辺市本宮町湯の峰122
電話番号 0735-42-0012
湯屋の脇にある自家泉源から湧き出した新鮮な湯。
泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉‐塩化物泉。
槙の木で出来た湯船から硫黄の匂いのする湯が溢れていて、いつまでも浸かっていたい本当に良い温泉です。
日本庭園専門の教授による設計の露天風呂、緑に囲まれた、石を組んで造られた露天風呂は長い間浸かっていても、風が心地よく、湯あたりしないような湯舟です。
女湯で、一緒に入っていた女性が、ゆっくりと本を読みながら入浴していたと聞いて驚きましたが、気持ちは分かるような気がします。
渡瀬温泉
公式サイト:https://www.watarase-onsen.jp/
和歌山県田辺市本宮町渡瀬45-1
電話番号 0735-42-1185
紀勢自動車道 上富田ICから国道42号 311号線を中辺路、本宮渡瀬方面へ47キロ 約1時間10分
JR紀勢線 紀伊田辺駅-龍神バス本宮大社行き 約1時間35分 渡瀬温泉下車 徒歩3分
泉質 塩化物炭酸水素塩泉[塩化物泉] 天然温泉源泉かけ流し 美肌効果のある美人の湯
ここは湯の峰温泉ではなく四村川の広い谷間にある温泉で、川の両岸にやまゆり、ささゆり、ひめゆりからなる三軒のホテルと、西日本最大の露天風呂と言われる、一度に500人も入れる大きな日帰り入浴施設があります。
広い庭園の中に男性用6か所、女性用5か所の湯船、 他に貸し切りの家屋風呂。
3本の源泉から、毎分600リットル以上の湯が沸いていて源泉かけ流し。
周辺には、キャンプ場、町民保養温泉センターがあります。
渡瀬温泉には日帰りで入浴したのですが、余りの広さにびっくりしました。
露天風呂が、石でいくつにも仕切ってあって、一つ一つの湯船がゆったりと広く、伸び伸びとゆっくり入れて、本当に気持ちいい温泉でした。
川湯温泉
熊野本宮観光協会
公式サイト:https://www.hongu.jp/onsen/kawayu/senninburo/
電話番号 0735-42-0735 8時~17時
泉質 ナトリウム炭酸水素塩泉 塩化物質温泉。 73度
川底から70度以上の源泉か絶えず湧き出しており、熊野川の支流、大塔川の水が混ざり合って自分だけの程よい湯加減の温泉が
満喫できます。
冬は12月から、翌年2月まで大露天風呂「仙人風呂」を利用出来ます。
仙人風呂が開催される冬の期間は、個人で温泉を掘れる場所は無くなります。
川湯温泉への宿泊以外の人が入浴する場合は、川原を掘るためのスコップを持参しなければなりません。
私は、川湯温泉公衆浴場へ入浴しましたが、余り特徴のある湯では無く、さっぱりとした少し物足りない湯だと感じました。









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